PR

日本の初代総理大臣・伊藤博文を暗殺したテロリスト・安重根の記念碑が なぜ高知に建ったのか?

伊藤博文暗殺の安重根記念碑撤去

フォローすると幸せになれます

ランキングクリックうれしいです!

保守政治ブログランキング


保守政治にほんブログ村



ニュースを見て目を疑った。

日本の初代内閣総理大臣・伊藤博文を暗殺した人物の記念碑がよりにもよって日本国内に建てられたという。

しかも、つい先日の話。

場所は高知県香南市の高知黒潮ホテル敷地内。

碑に刻まれていたのは「東洋平和」「韓日友好」の文字。
台座には「日韓国交回復60周年記念」とある。

一見すると、友好の碑。
だけど、その碑が称えているのは安重根(アン・ジュングン)。

1909年10月26日、中国ハルビン駅で伊藤博文を銃で暗殺した人物だ。

日本政府の公式見解はどうか。
2014年、当時の菅義偉官房長官はテレビ番組で安重根についてはっきりとこう述べている。

「日本の立場から言えば犯罪者、テロリスト」と。

参議院でも2015年、和田政宗議員が安重根を称える記念碑や記念館について質問主意書を提出し政府は安重根を「義士」「義挙」とする評価に同意しない立場を示してきた。

つまり、日本政府が「犯罪者」と認定している人物を称える石碑が日本の土地に堂々と建てられたということ。

これは、ちょっと信じがたい話だ。

「内容は知らなかった」で済まされるのか

経緯をたどるとさらに驚く。

建立を主導したのは、元自民党県議で高知県日韓親善協会名誉会長の西森潮三氏(86)。

西森氏が高知黒潮ホテルに「日韓国交正常化60周年を記念した碑を建立したいので、敷地の一部を貸してほしい」と申し出たのが発端だった。

ホテル側は「インバウンド需要も見据え、日韓友好を象徴する記念碑」との説明に賛同し、敷地の使用を承諾したという。

ところが、記念碑のデザインや碑文の内容を事前に確認していなかった。

内容を把握したのはなんと6月6日の除幕式当日。

除幕式には韓国の安重根義士崇慕会の金滉植理事長も出席し韓国メディアはこれを「安重根をたたえる記念碑」と大きく報じた。

翌7日このニュースが日本国内のSNSに広がると一気に炎上。

「なぜ伊藤博文を暗殺したテロリストの碑が日本に?」「テロリスト称賛か」と批判が殺到した。

ホテルには抗議の電話やメールが押し寄せ、石碑はブルーシートで覆われる事態に。

ホテル側は10日、公式サイトで謝罪文を公表し即日撤去作業を開始。

12日までに撤去完了の予定だと発表した。

「確認不足だった」というホテル側の説明は、正直すぎるほど正直。

ただ、逆に言えば、碑文の中身も見ずに敷地を貸すという判断そのものが、あまりに軽率だったと言わざるを得ない。

「友好」の名の下に見過ごしてはいけないこと

わたしは日韓友好そのものを否定したいわけではない。

隣国との良好な関係は、経済にも安全保障にも大切。

それは多くの日本人が感じていることだろう。

けれど、「友好」という美しい言葉の裏に日本の歴史や国の尊厳を踏みにじる行為が隠れていたとしたらそれは本当の友好とは呼べない。

伊藤博文は初代内閣総理大臣として大日本帝国憲法の起草を主導し、近代日本の礎を築いた人物。

4度にわたり総理を務め、日本の議会制度や立憲政治の基盤をつくった、まさに国家の恩人。

その命を奪った人物を「義士」として称える碑を、日本の地に建てることがどうして「友好」になるのか。

韓国側にとって安重根が独立運動の象徴であることは理解できる。

歴史の評価は国によって異なるもの。

しかし、だからこそ、相手国の国民感情への配慮が必要になる。

日本国内に建てるということの意味を、建立に関わった人々は本当に考えたのだろうか。

もう一つ気になるのが、この件に対するテレビ報道の薄さ。

SNSではあれだけ大きな話題になったのに、テレビのニュースではほとんど取り上げられていない印象がある。

日本の初代総理大臣を暗殺した人物の記念碑が国内に建ったという、これほど衝撃的な出来事を、なぜ正面から報じないのか。

報道しない自由という言葉が頭をよぎる。

実は日本国内にはすでに宮城県栗原市の大林寺や青雲寺などに安重根の記念碑が存在しており今回で4カ所目だったという。

この事実すら、どれだけの日本人が知っていただろう。

わたしたちの国の歴史に、もっと敏感であるべきだと痛感する。

「日韓友好」のためなら何でも受け入れるべきだという空気はやさしさではなく思考停止。

相手を尊重しながらも自国の歴史と尊厳は守る。

それこそが対等な友好関係の土台ではないだろうか。

今回ホテル側が迅速に撤去を決めたこと、そしてSNSで声を上げた多くの国民がいたことは救いだった。

おかしいと思ったことにはおかしいと言える、その当たり前の空気を、これからも守っていきたい。

コメント