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TBS・サンデーモーニング 自分たちの偏向には目をつぶり SNSだけを断罪するいつもの世界線

テレビが信頼を失う理由

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テレビが正義でSNSは悪。

本当にそう言い切れるのだろうか。

2026年5月10日放送のTBS「サンデーモーニング」でMCの膳場貴子氏がこう語った。
「為政者がメディアを介さず、直接国民に発信する現在の状況」に触れ、「メディアのありようが今、問われている」と。

たしかに問われている。
けれどそれは、SNSや政治家の側だけではなくテレビを含むオールドメディア自身にも向けられた問いではないか。

番組の「風をよむ」コーナーでは、「メディアの現在地」と題してトランプ大統領がメディアに損害賠償訴訟を起こしたり放送免許の剥奪をちらつかせている話題を紹介。

「国境なき記者団」の報道の自由度ランキングでアメリカが過去最低の64位に落ちたことにも言及した。

さらに、Xで直接発信する高市早苗首相のケースにも触れ、「権力の監視役としての役割の低下が懸念される」と伝えている。

膳場氏は「SNSの活用が広がる中、デマの拡散やフィルターバブルによる情報のかたよりが身近になっている」とし

「だからこそ、反対側の視点やこぼれ落ちる声を拾い上げるメディアのバランス感覚が重要」だと述べた。

うん、言っていることはもっともらしく聞こえる。
でもね、ちょっと待ってほしい。

「バランス感覚」を語る資格はあるのか

わたしがどうしても引っかかるのは、この番組そのものに「バランス感覚」があるのかという点。

サンデーモーニングは長年リベラル系の論客をずらりと並べ一方向からの論調で番組を進行してきた歴史がある。

コメンテーターの人選に偏りがあることは、もはや多くの視聴者が気づいていてSNSでは毎週のように指摘されている光景。

今回も、武器輸出の話題でコメントを求められたのはピースボート共同代表の畠山澄子氏だった。

彼女は「解禁からわずか2週間でこの売り込み」と懸念を示したけれど

安全保障の専門家や武器輸出解禁を肯定的にとらえる識者の声はどこにもない。

片方の意見だけを流してもう片方は存在しなかったかのように扱う。

これこそがまさに「報道しない自由」の行使ではないだろうか。

膳場氏は小泉進次郎防衛相のフィリピン訪問についても、「早速、殺傷能力のある武器を売り込みした」という表現でコメントした。

たしかに、4月に防衛装備移転3原則の運用指針が改定され殺傷能力のある武器輸出が全面的に解禁されたばかり。

海上自衛隊の中古護衛艦の輸出に向けた実務者協議がフィリピンとの間で合意されたことは事実。

でも、なぜフィリピンなのか。

南シナ海で中国の海洋進出に直面しているフィリピンへの防衛協力は日本の安全保障にとっても重要な意味を持つ。

自衛隊が初めてバリカタン(米比合同軍事演習)に参加し、地対艦ミサイルの実射訓練を視察したこともインド太平洋地域の安定に向けた取り組みの一環。

そういった背景をきちんと説明せず「殺傷能力のある武器の売り込み」という言葉だけを強調する伝え方は視聴者の不安をあおるだけで終わってしまう。

足りないのはまさに膳場氏自身が語った「反対側の視点」

なんとも皮肉な話。

テレビが信頼を失う本当の理由

番組では「ネット偏重の傾向が加速する中、メディアは信頼を取り戻せるのか」というナレーションが流れた。

わたしはこう思う。
テレビが信頼を失ったのは、SNSのせいではない。
テレビ自身が、視聴者をなめてきた結果。

都合の悪いニュースは報じない。
特定の政治的立場からしかコメントしない。
それでいて「わたしたちは公正です」と胸を張る。

この矛盾に多くの人がもう気づいている。

だからこそ、為政者がSNSで直接発信することを選ぶようになったし国民もテレビのフィルターを通さない一次情報に手を伸ばすようになった。

もちろん、SNSにデマや偏った情報があることは否定しない。

フィルターバブルの問題も深刻。

けれどテレビだって同じではないか。

番組の方向性に合わない意見を排除し、特定のナラティブだけを視聴者に浴びせ続けること。

それは巨大なフィルターバブルそのもの。

トランプ大統領のメディアへの圧力を問題視するなら、日本のメディアが自ら「報道しない自由」で情報をゆがめている現状にも向き合うべきではないだろうか。

ピュリツァー賞を受賞したワシントン・ポスト紙のように権力に対して果敢に切り込むジャーナリズムは確かに尊い。

でもそれは、左右どちらの権力にも等しく目を光らせてこそ成り立つもの。

特定の方向だけに鋭く、別の方向には驚くほど甘い番組が「メディアのバランス感覚が大事」と語る。

その違和感の正体をテレビ局自身がいちばんわかっていないように見える。

わたしは別にテレビを全否定したいわけではない。

速報性や映像の力は、やはりテレビにしかない強み。

災害時の情報伝達だってまだまだテレビの役割は大きい。

だからこそもったいないと思う。

自分たちの偏りを認め、多角的な視点を本気で取り入れればテレビはまだ信頼を取り戻せるはず。

サンデーモーニングが本当に「メディアの現在地」を問いたいならまず自分たちの足元を見つめ直してほしい。

問われているのはSNSでも政治家でもなく、あなたたち自身だとわたしは思っている。

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